今年（令和5年）8月中旬に購入し（下記サイト）、車載して毎週末に河川敷や田舎道をのんびり走っていました。総走行距離は20kmくらいだと思います。https://smacircle-ryl.myshopify.com/
落札者の方にがっかりされたくないので、まず私が感じた欠点を述べます。
①ソリッドタイヤで乗り心地が悪い空気タイヤではなくソリッドタイヤなので、道路の凸凹をもろに拾います。かなりフラットな舗装道路でも、小石が散らばっているだけで、通り抜けるのを躊躇するほどです。空気タイヤというのはすごい緩衝効果があるんだなと、あらためて感じました。今回出品したのも、空気タイヤの素晴らしさを再認識し、小型折りたたみ自転車に乗り換えるためです。ただし、絶対にパンクしないという長所とも言えるので、フラットな舗装路が確保できる方にはお勧めできます。
②走行安定性が悪いコンパクトさ、携帯性を徹底的に重視した車種なので仕方ないことですが、走行安定性は悪いです。ハンドルを切る中心点が操縦者に非常に近いので、わずかな切れ角で車体が大きく揺れてしまいます。「片手運転は全くできない感じ」と言えば分かりやすいと思います。もちろん片手運転はよくない事ですし、両手なら真っすぐ進むことは容易ですが、車が頻繁に通る路側帯を走行するのは、私には恐ろしくてムリでした。
③歩道走行モードがない安定性が悪いので、できれば歩道を走りたいのですが、時速6kmの歩道走行モードがありません。はっきり「自転車道」となっている場合は通行できます。
④スマホアプリの詳しい説明がないアプリの詳しい説明はマニュアルにも一切ありません。私はiPhoneで『Smacircle Tools』というアプリをインストールしましたが、なかなか認識してくれず苦労しました。初期仕様でロックされていて、アプリと接続できないと解除できず使用できないのですが、一度解除すれば後はアプリなしで走行できます。オートクルーズ（アクセルレバーを7秒ほど維持すると、指を離しても走行を続けるモード）もアプリから設定します。
最高時速は、電源を入れた後にちょんちょんと2回ボタンを押すことで、20kmと15kmで交互に変更されます。発送時点でロック解除、オートクルーズあり、最高時速15kmモードになっています（20kmでは怖くて私の場合走れません）。あらためてロックをかけたり、オートクルーズをオフにしたい場合は、落札者様でアプリを導入し変更する必要があります。ロックをかけても、誰かが盗んでアプリから新たに解除できるわけですから結局、物理的ロックが必要ですし、オートクルーズを使わないと親指がとても疲れますので、現在のままで、アプリで何かをする必要はないと思います。
⑤バッテリー残量や速度の表示がない液晶サイン等は一切ありません。バッテリー残量が一定量を切るとアラームが鳴るそうですが、上記のように乗り心地が悪いので、バッテリーが無くなるほど長距離を乗ることは少ないと思います。
長所①素晴らしい携帯性このコンパクトさと軽さは本当に素晴らしいです。軽自動車の後ろの荷物スペースにも、ひょいと収めることができます。②パンクの心配がないソリッドタイヤで乗り心地は悪いですが、パンクする心配がないのは長所ですね。これでパンクされても、修理できる自転車屋さん等はないと思います。
車輪の折りたたみには、ちょっとしたコツがあります。闇雲に折りたたもうとすると、クネクネしてうまく行きません。動画をアップしておきましたので参考にしてください。足の甲に乗せて、本体を軽く固定すると折りたたみやすいです。なお、本体底面を傷付けない効果もあります。最初のうちはこうしないで、道路上に乗せて展開していたので、画像のようにかなりキズが付いています。https://www.youtube.com/watch?v=E_ZQjbruPLA

元箱に入れるには、ナンバープレートステーやプラグを外す必要があるので、ハンドルと車輪を折りたたんだだけの電源アダプタは2つあります。車載時にインバータから充電できるようにオークションで買い求めました。サドルに、ぷちぷちとガムテープで自作したサドルカバーもお付けします。多少、乗り心地が良くなります。バッテリーは充電された状態ですので、到着後ただちに動作確認できます。初期不良は返品応じます。200サイズのため、営業所に持ち込む必要があるので、終了当日