『古弓野焼(二川焼)指刷毛目半胴甕 江戸期(径約25㎝)』大珍品 注文 壺 無傷 古唐津 深鉢 茶道具 煎茶道具 生け花 水指 古民具 民芸復興 柳宗悦

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サイズは、25,5~23×高さ17㎝です。手の痕が残っていて、何とも言えない味わいが感じられます。この手では大変珍しくホツやニュウがありません。江戸期のころのものです。また、サイズもやや小振りで、お茶道具としても活用できそうです。   肥前国杵島郡西川登村大字小田志字弓野(佐賀県武雄市西川登町小田志字弓野)の産。
陶器は1532年(天文二)より淵小七が企業したと伝えられます。
1694年(元禄七)になり江口林平が初めて磁器製造を開始し、その子福田林平が有田焼に倣って改良、さらに1839年(天保一〇)頃再び改良して日用諸種の器を製造しました。
明治の中期になり朝鮮向けの磁器または博多大形の模造をなす者がありました。
この窯は1897年(明治三〇)頃まで松の絵の水飯洞・提鉢をつくって有名でありました。
(『日本近世窯業史』『茶わん』四八)   弓野焼は、佐賀県武雄市弓野で江戸の中期頃から焼かれたと言われている。 唐津焼のひとつで、鉄分を多く含んだ赤茶色の胎土のため白化粧土を施し その上に銅緑釉と飴釉で松絵を流し描きした意匠のものが多い。   のちに福岡県の二川で、弓野から陶工を招き同じような意匠のものが焼かれたためその判別は難しい。

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